新緑が薫る、そんな穏やかな日。
テットーには、いつもと違う雅な空気が漂います。
今日は、藤棚の野点茶会の日。
朝からお手伝いにきてくれた少年。
お茶碗を拭いたり、いろいろ手伝ってくれました。
こちらは、お運びさんの少女。
去年、飛び入りでお手伝いしてから、
この日を心待ちにしてくれていたみたい。
今年はお着物を着て、一緒にやってくれました。
この距離で、点てている様子がわかるのが本当に素敵だと思います。
繊細で流れるような所作、そこだけ時が止まったような
静けさが漂います。
いつも楽しく働いているスタッフさんもこの表情。
こどもたちも、なんとなくそわそわしていました。
そして案外人気な抹茶。
飲み干す子が続出!
すごいなあ。
ちゃんと正座をしてみる。
こんな機会がなきゃ、なかなか伝えられないことだったりしますよね。
昨日つくったお手製のお茶菓子を丁寧に出す。
こどもたちにとっても、こういう文化を味わえる日になったようです。
今年のお手伝いスタッフのみなさま。
お着物美人から裏方さんまで、たくさんのあったかい気持ちでの協力があってこそ、
この会ができるんだなあといつも思います。
いつもとは違うテットー。
日本を知る一日。
こんな日が、とてもいいなあと手前味噌ながら感じました。