のざわテットーひろばが臨時閉園になって、今日で6週目。
緊急事態宣言も今月末日まで延長となり、元の日常生活に戻ることが容易ではなくなってきました。
その中、先週から一部イベントをオンラインイベントとして開催していますが、
申し込み開始後3時間で満員御礼になるなど、盛況ぶりを見せています。
今日は、この1週間のオンラインイベントの様子をご報告します!
先週4月29日(水・昭和の日)は、「オンラインde子育てパパの対話会」。
初参加も含めて6名のパパたちが集まり、話に花が咲きました。
なんと、長崎から参加してくれたパパもいました!!
新型コロナで慌ただしかったこの1~2ヶ月をふりかえり、
中心的な話題だったのは「子どもとどのように過ごしているか?」。
外出自粛も叫ばれ、家の中でAmazonプライムでネイチャー系の動画を見せていたり、
庭でバーベキューしたり、屋内外問わず子どもと遊んだりしている声が聞かれました。
「スマホに子守させる」ことに違和感を覚えるパパと、
「スマホに子守させざるを得ない」ママの対立もあり、お互いのコミュニケーション不足を気づかされる場面も。
ゴールデンウィーク初日でもあったこの日、「ゴールデンウィークどうしますか?」という話題では、
屋内外で子どもと遊ぶ計画を立てている人がいる一方、「気軽に友だちを誘えないしね~」という悩みもあるようでした。
1時間半の短い対話でしたが、「貴重な時間だった」「楽しかった!」という感想をいただきました。
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5月2日(土)は、「こどものためのサイエンスワークショップ」。
昨年度、「出張理科実験教室inテットーひろば」と題して行ってきた講座がパワーアップ!
対象年齢を拡大して、未就学児親子も参加できるようにしました。
講師は、昨年も担当していただいた佐藤潤子さん(Luz for Kids -ラズキッズ- 代表)。
この日のテーマは、「さいしんあぶりだし!ひみつのてがみをかいてみよう!」。
レモン汁を使って、ママ・パパや友達の好きなところを書く一方で、
フリクションペンを使って、その人の嫌い/直してほしいところを書きます。
それをトースターで焼くと、レモン汁で書いた文字が浮かびあがってくるのです。
「○○のこと嫌い!でも大好きだよ」という、なんとも“ツンデレ仕様”(笑)
30分の短縮バージョンでしたが、みんな楽しんでくれた様子でした。
これを習得できたら、暗号ゲームとかできそうですね!
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先週4月29日、今日5月6日は、「オンラインdeベビーマッサージ」。
普段、テットーひろばにはなかなか遊びに行けない距離に住む方も多く、
わが子とのやさしいふれあいの時間を過ごしました。
講師は、いつもおなじみの広吉敦子さん(のざわテットーひろばスタッフ)。
今日は、4組の親子が参加してくれました。
うち3組は前回参加したけど、途中で泣いちゃって離脱してしまい、“リベンジ参加”という方も。
そして、参加したママ友を連れてきてくれたり、参加者の輪が広がっていきますね。
マッサージが終わったあとは、近況や最近の動向を見て思うことを話す時間もつくりました。
1人ひとり思うこと感じることはさまざまですが、「この生活がいつまで続くのか…」という不安の声や、
生活リズムが乱れてきたり、他人と容易に話せなかったりして、「子どもの成長が心配」という声も聞かれました。
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オンラインイベントの需要はすごく高まっているなぁと思うし、
それ以上に、オンラインでもいいから、誰かとFace to Faceで話せる機会を欲しているんだなぁ、と思います。
僕も、オンラインで誰かと話していると、友人の懐かしい顔を見て「ホッ」とする瞬間があります。
今や、家族以外とは誰とも話さない日が多くなり、ただ顔を見るだけでもうれしい人もいますよね。
随所で行われているいろんな取り組みを参考にしながら、「テットーひろばができること」を探っていきたいと思います。