4月29日（土・祝）、毎春恒例の地域交流イベント「藤棚の野点茶会」を行いました。
コロナ禍になって2回目の開催でしたが、マスク着用が個人の自由となったことで、コロナ禍前に近い形で進めることができました。

　
今年はサクラの開花が例年より早かったことも影響してか、フジもいつもより早く開花してしまいました。
「茶会のときは、散ってしまった後かね～」と話していましたが、茶会の5日前くらいに冷え込んだこともあって、結果的には散ってしまう前に開催できました。

でも、どうなるか分からない自然が相手なので、以前にも作ったフジの花飾りを吊るして、場に彩りを加えました。
これがものすごく好評で、ある方は「新種の花かと思いました」と言われるほど（笑）

　
茶会の水屋は、テットーひろば室内にあるキッチン。
キッチンのカウンターには、茶会の客席に出すためのお菓子が揃えられていました。
1つは市販のおまんじゅうですが、もう1つは茶会のために用意したテットースタッフの手作り和菓子です。
イベントのためにハンドメイドしちゃうのが、テットーならでは！

　
茶会のお運びでは、小学生の中で「やりたい！」と手をあげてくれた子たちに手伝ってもらいました。
お運びの作法は、このイベントに全面協力してくれている「弥生会」さんから、手取り足取り教えていただけます。
失敗してもOK。それが、テットーのお茶会。

　

　
茶会に参加する親子の表情も、写真を見ているとさまざまだなぁって思います。
遊びに来るいつものテットーとは違う雰囲気で緊張していたり、畏まっていたり。
初めての〝ホンモノのお茶〟を恐る恐る飲んでみたら、おいしい顔だったり、苦い顔だったり。
花より団子みたく、お茶よりもお菓子を食べるのに夢中だったり。

「この子、こんな表情するんだぁ！」と驚かされることもしばしばです。
礼儀作法を知らなくても、和服・浴衣がなくても、気軽に〝お茶〟を楽しめるのが、テットーの野点茶会。

　

　
〝テットーの春〟を想像するといっぱいあります。
サクラが咲いた、ウメが咲いた、カエルの産卵、水遊びしたくなる子が増える、鯉のぼりが泳ぐ・・・

でも、「藤棚の野点茶会」が〝テットーらしい春〟だなぁ、といつも思います。
茶会が終わって、当日スタッフのための席でお茶を嗜んでいると、「今年もこんな季節が来たんだなぁ…」としみじみ思います。
そして6年目の茶会。どこか作法も身についていたり（笑）

　
当日の運営に協力してくださった弥生会のみなさん、当日スタッフのみなさんと一緒にパチリ。
参加してくれたみなさんも含めて、ありがとうございました～！！
来年は、コロナが5類に移行されて初めての開催になるので、茶菓子も手作りになっているかも？！