10連休のゴールデンウィーク初日となった4月27日(土)、
子育て支援講座「親子でつくる蛇腹絵本ワークショップ」を行いました。
ものづくりが大好きな9組の親子が集まり、親子で絵本づくりを楽しみました。
講師は、テットーひろばスタッフでもある、みつふみこさん。
寄付でいただいた色画用紙を存分に使って、びりびり破いたり、ちょきちょき切ったりしながら、
絵本の素材を作っていきます。
素材が出来上がったら、蛇腹絵本の台紙に貼ったり、その上から絵を描いてみたり。
大人も子どもも、思いのままに作っていきます。
おや、絵本の輪郭が少しずつ見えてきましたね。
さぁ、絵本が出来上がったようです。
どんな作品になったのか、一部のものをご紹介しま~す!!
これは、「おばけのおはなし」というタイトルで、いろんなおばけが登場するようです。
ママも子どもも、おばけになっちゃってるのかな?
これは、妖怪のおはなし。
なんと、パパが家で妖怪の絵を描いてきて、それを貼りつけたという用意周到さ!
その妖怪の絵もリアリティで、すごく良かったです。
こちらは、お花のおはなし。
最後のページで満開のお花がどん!と現れるしくみ。
擬態語中心の言葉づかいで、なんだかやさしい気持ちになれますね。
こちらは、箱根登山鉄道のおはなし。
電車が大好きな子どもと作った絵本は、箱根登山鉄道のスイッチバックや
鉄橋、あじさいなど、随所のポイントがしっかりと押さえられてました。
これは、キャリアカーのおはなし。
救急車、消防車、バスなど、たくさんの車がページごとに登場してきて、面白いですよね。
最後に紹介する作品は、水族館のおはなし。
子どもがびりびり破いたのを、ママがうま~く形にして貼り合わせたようです。
特徴を押さえられていて、ほのぼのとしていますね。
どの作品も上手下手とかではなくて、親と子のそれぞれの個性がにじみ出ていて、
まさに“親子愛”あふれる絵本になっていました。
何か1つのものを作るときって、出来上がったイメージを形にしたり完成度を上げたりするために、
大人が何もかも手を出してしまいやすいけど、
子どものペースに寄り添いながら一緒に楽しむこと、つまり結果ではなくプロセスを大事にすること、
とてもすてきなことだと思います。
それは、ものづくりだけじゃなくて、遊びでも同じこと。
この日は、こんないい絵本にこんな場面に出会えて、僕(いえもん)もとても幸せな気持ちになりました。