10月4日(火)、子育て支援講座「子どもとともにたくましく幸せに暮らすための子育てとは?」を行いました。
昨年に引き続き、大分県臼杵市を拠点に、家庭教育の推進に取り組んでいる佐藤陽平さん(一般社団法人ひとねるアカデミー代表理事)にオンラインで登壇していただき、お話していただきました。
今、私たちが生きる社会は、まさに「一寸先は闇」。
コロナ禍になることも、世界のどこかで戦争が起きることも、誰も予想できませんでした。
この不安でストレスが溜まり、生きづらいと感じてしまう社会で、たくましく幸せに子育てしていくにはどうしたらいいか?佐藤さんからたくさんのヒントをいただきました。
この世の中に、「欲」と「愛」があるとします。
現代の社会には「欲」を優位にしすぎている部分がありますが、「愛」を優位にして「欲」をコントロールしていけば、脳レベルが高まり幸せに生きていける、と佐藤さんはいいます。
でも、そうはいっても、イライラ、不安に振り回されてしまう世の中。
そんなときにできることとして、「親が好きなことをやる」「自分を受け入れ感謝する」「食事や運動をして自分を大切にする」ことが良い、とおっしゃっていました。
自分への「愛」を高めていくことが、子どもへの「愛」を注いでいくことにつながる。
〝子どもが幸せに暮らすためには、親が幸せでないといけない〟というメッセージを思い出しました。
たくさん遊び、たくさん自然の中で過ごすことが、脳みそに良いことが脳科学的に分かってきました。
佐藤さんも2男のパパとして子育てしてきましたが、その中で「たくさんの体験で生命力を高める」「しつけで自分をコントロールできるように育てる」ことを大切にしてきたようです。
その結果、脳レベルが高まり、自ら勝手に考えて行動し、道を切り拓いていくようになったといいます。
大切にしたいことをベースにしながら、肩肘張ることなく、自分らしい子育てをしていくヒントと力を与えてくれたように感じました。
参加者3名と小規模な会になってしまいましたが、1人ひとりにとっての有意義な時間となりました。
佐藤さん、ありがとうございました!!