つい一年前までは、ぼくが、わたしが、一番年下の学年だったのに、
いつの間にかお姉ちゃん、お兄ちゃんと呼ばれるようになったのね。
こうやって、ちっちゃい子をかわいがる年になったのね。
自然にちっちゃい子はかわいがるもんなんだと感じているような。
でも、それは自分が同じように可愛がられてきたからなんだよ。
たくさんの人の優しさの中で、育ってきたからなんだよ。
《約2年前の写真》※右側にいた男の子が0歳の時です
お兄ちゃんたちが「かわいいねー」っていってくれる。
なんだかよくわからないけど、笑いかけてくれた。
そんな経験が、確かにあるんです。
《これまた2年前の写真》※左側の女の子が0歳の時です
お母さんたちの優しいまなざしと、
どう接しようか戸惑いながらも近くに来てくれたお兄ちゃん。
いつだって、そばには優しい人がいっぱいいたんです。
たくさんの人に、
だっこされて、優しい言葉をもらって、「かわいい、かわいいね。」と言われた。
その経験が、きっと、自然に繋がっていたんだ。
たくさんの人に愛されて、可愛がられて育つ、
そんなあたりまえのことが、あたりまえにある場所でありたいな、と、思った日でした。