今の季節、テットーの玄関前にはホースを吊るして、
いつでも水遊びができるようにしています。
今日も朝から遊びに来た、常連の男の子。
ホースから流れ落ちる水を、ただただ眺めています。
何をしているのか近づいてみると、
上から流れ落ちている水を、水車のついたおもちゃに集めて、
くるくる回る様子を眺めていたのでした。
水に濡れるわけでもなく、水を溜めるわけでもなく、
うまーくそのおもちゃに水が落ちるようにしながら、眺めていたのでした。
テットーの水は、上水道を使用している関係上、
どうしても「水をいっぱい出さないで!」「出しっぱなしにしないで!」
と、僕たち大人は声をかけてしまいます。
確かに、あまりにもいっぱい水を使われると「テットーの水道代が…!」となってしまうし、
遊びに使える水は無限にあるわけではないんだよ、と伝えられるチャンスでもあります。
でも、ただ水を出すだけ、流れる水を見てるだけ。
大人から見ると“無駄なこと”も、
子どもにとっては、“おもしろそう!”“やってみたい!”の塊なんですよね。
(ちょっと前の写真ですが、落ちてくる水の音を楽しむ子の様子)
〈子どもの遊び〉と〈大人の事情〉。
そのバランスって難しいけど、でも大切にしたいことですし、
僕(いえもん)は、そんな子どもたちの遊びを応援していきたいです。
今日の、その子の遊びを見ていて、そんなことを思っていました。
これからの季節、「水」を使って、“やってみたい!”と思う遊びがたくさん。
そんな子どもたちの遊びが思いっきりできるように、僕たち大人ができること。
それは、「水道代のカンパ」。
受付台にあるカンパ箱に、「ポトンッ」と落としていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
ちなみに、その子の遊びのその後は、そんなに長くは続かなかったのですが(笑)、
その遊びに興味を惹かれた1歳の子が、水と戯れはじめました。
まるで、水の感触を慎重に確かめているかのようです。
こんな遊びが、ベビーから気兼ねなくできるのも、テットーひろばならでは。
ぜひ、この夏は、テットーひろばで遊びましょう!