報告が1ヶ月遅れてしまいました…！
5月12日（金）午前、5月13日（土）午前・午後の全3回、子育て支援講座『映画「あそびのレンズ」自主上映会』を行いました。

映画「あそびのレンズ」は、東京に引っ越してきて間もない家族が、仕事と育児の両立に苦戦したり、孤立を経験したりしつつ、プレーパークや自主保育などを知り、地域との関わりを見つけていく作品です。

3回の上映会、子育て中のママやパパ、子どもたち、子育て支援や遊び場づくりに関わる方など……さまざまな方が見に来てくださいました。
上映終了後は、本作のプロデューサーであり、テットーひろばとのつながりも深い植田泰（うえだやすし）さんに製作秘話をお話しいただき、参加者の方々にも感想をお聞きしました。

ご自身の経験が映画とオーバーラップして思わず涙ぐむママ。
「プレーパークってどういう場所か、他のパパ友にこの映画を見せて伝えたい」とパパ。
「これからも地域の子どもたちのためにますますがんばりたい」と遊び場づくりに関わる方。
「何度見てもいい映画だなぁ」と小学生。

映画が終わったあとも、いろんなことが話したくなって、1時間くらいあちらこちらでおしゃべりが続くことも。
それぞれの立場でいろいろなことを考えさせられ、明日への原動力がもらえる映画でした。

英語で、「It takes a village to raise a child.」 という表現があります。
「子どもを育てるには村全体（の力）が必要だ」という意味です。
私たちスタッフも、みんなでみんなの子どもを育てる、そんな社会ができたら。テットーひろばがそんなお手伝いができたら、と考えながら映画を観ていました。

映画が終わったあとは、映画に触発された子どもたちが、雨などお構いなしに、びしょびしょ、どろんこになって遊んでいました。子どもは、どんな状況も楽しめる天才だと思います。
「あそびのレンズ」は、大人はたくさんしゃべりたくなる、子どもはたくさん遊びたくなる、そんな映画でした。

あそびの輪が、全国にどんどん広がっていきますように！