パートナーに意見できないのは、後ろめたさを持っているから?

7月15日(土)、テットーひろば定期イベントのひとつ「子育てパパの対話会」を行いました。
パパがメインとなって子育てや家庭に関する対話を通して、新たな視点や気づきを見つけることを目的としたイベントです。
今日は、テットーおやじ部メンバー・介川さんがレポートしてくれました。

今回は、おやじ部コアメンバーでもある2名のパパが参加して、最近あったニュースや身近な出来事から感じたモヤモヤした気持ちなどを話しました。

「イクメン」という言葉から感じる全能感とそのプレッシャー
「ママの怒りそうなことを先回りして、パパが怒る現象ってあるよね」

ネットニュースの誹謗中傷のコメントを見るのが嫌だなーという話があり、それは風見鶏のようにネット上の論調に従って書いているようなものばかりだからとのこと。
一方で、誰かを賞賛するようなコメントも、ただ手放しに褒めちぎっているようでまた異様だなと感じています。

「イクメン」という言葉も同じように、育児を優先するいいパパの代名詞のように聞こえるけど、どこか理想的すぎるというか現実味を感じない言葉だと感じています。
そうした言葉でレッテル貼りされたパパの中には、本当は育児が嫌だ、苦手だという本音が黙殺されてしまっているのでは?という話をしました。

とある保育園のママ同士の会話で、お互いのパパが育児に参加しないことのエピソードを語り合っていました。
それを聞いて「パパの人権は?」「パパに意見があるなら直接言ってみたら?」など聞いててもやもやしました。
パパという側面だけではなく、見えていない魅力もあることも同時に語ってほしいなと思いました。

それに対して「何度も言ってみたけど、しっかり向き合ってくれなかったり、変にキレられたりした経験があるのかもしれない」「直接言う気になれない理由があるのかもしれない」という意見もありました。その方は、自分自身が妻の言い分に向き合えずにいた経験があるそうです。

ネットニュースの誹謗中傷、イクメンという言葉、パートナーに対する言葉、人を一面だけ捉えて極端なレッテルやラベリングで見てしまうことで、当人の本当の思いや声を聞くことができなくなってしまうことの怖さもあり、ただ、そのように発言してしまう理由もやはりあるのかもしれない。
人にはいろんな側面があることを忘れちゃいけない、そのためにも対話を大事にしていきたい、という話をしました。

次回の開催は、8月19日(土)14:00からの予定です。
「夫婦間でこんなことがあった」「子どもとの関わりでこんなときどうしてます?」などざっくばらんにお話しできればと思います。
ご参加待ってます~♪

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電話: 03-3418-9950

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