テットーひろばにかぎらず、
近くの道路に、近くの家の前に、地域のそこかしこに、
四季があります。
ちょっと外に遊びに行くと、
そこには銀杏並木。
きれいな黄色の葉っぱが、舞う道の楽しいこと。
大家さんの家の前。
「葉っぱの温泉だ~ざっぶーん」
気づいたら飛び込んでいたり。
葉っぱの集まりが、そんな風に見えるんだ。
新たな発見。
「お湯かけて、お湯かけて!」
カサカサ音がして、ほんのりあったかくて、
たしかに温泉だ。
ちょっとした台の上。
飛び込もうとする子がいて、様子を見る子もいる。
うーんと考えながら、踏み出してみる。
ぼふん、落ちた先はあったかなやわらかい葉っぱの山。
かさかさする音、手触り、沈む感じ…
たったこれだけでも、たくさんの感覚を感じられるって、すごい。
四季のある日常で、子どもたちはいろんなものを
みて、感じて、触って、過ごしているのだなあと思います。