「結婚」と「両親の関係」

6月18日(土)、テットーおやじ部企画「子育てパパの対話会」を行いました。
夏の日差しを遮り、心地よい風が吹き抜ける藤棚ウッドデッキで、8名のパパや学生が参加してくれました。
当日の様子を、テットーおやじ部メンバーの渡邊さんにレポートしていただきます!


毎月第3土曜日に定期開催している「子育てパパの対話会」は、パパがメインとなって子育てや家庭に関する対話を通して、新たな視点や気づきを見つけることを目的としたイベントに参加してきました。
前回に続き、幼児から小学生のこどもを持つお父さんと、大学生の2人を交えて年代を越えた対話をしました。
今回は総勢8名で海外の話も交えながら話が盛り上がりました。


結婚したのはなにがきっかけ?どんな思いで結婚した?

参加者の1人は「付き合っている中で誰と結婚するべきなのか迷い」があった。
どの相手も好きで選択しなくてはいけないことに愕然としたという。
そんな中「とことん信じられる」「一人でいるよりこの人といた方が人生楽しそう」と感じたことが今のお相手と結婚する決め手になったそうだ。

大学生A君は、「なぜいま結婚を考えるのか?」の質問に、結婚をすることまで考えて付き合っているという。
付き合った女性の中には結婚観を持っていた人もいたがそれぞれの結婚観に違いはあった。

理想の結婚像はありますか?こういうのは避けたいというのはありますか?

結婚しているパパから学生さんへの質問。
A君は、まず好きであることが大前提。昭和であれば家族を守るのは奥さんでという形だったが、お互いにどちらも助け合って家事や育児の分担があるのが良い。
B君は、子どもの前で喧嘩するのは嫌だなと思うので喧嘩の種が絶えない結婚はダメだと思う。そこまで熱愛じゃなくてもバランスが取れていれば良いと思うとのこと。

参加者の1人はお見合いと結婚相談所を利用したことがあり、ケースによっては娘にはこんな人と結婚してほしいと親が相手の条件を指定してくる場合もあるそうだ。
そんな事を専門にする相談所もあるという。


結婚するうえで大事なポイントは?両親を見て生まれた結婚観

参加者の1人より、両親が大きなけんかをして悩んでいるという。
小さいころから喧嘩は多くて嫌だなと思っていたが、今回はお互い口を利かない期間が長い。
小さいころから男女の雇用機会の不平等さが夫婦喧嘩の形に影響していると感じていた。
専業主婦をしているために、別れたとしても、いきなり働いてくださいというのは難しいという社会があった。
女性に経済的な自立があれば早々に別れる事ができたのだが、別れないままの両親の喧嘩を目の当たりする機会が多かった。

その経験もあって自分が結婚するときは女性が自立していて、いつでも別れられるくらいの経済的・精神的能力を持っている人を選んだ。
夫婦はできるだけ対等に話し合いができる環境を築けるかが大事とのことだ。

参加者には、2人が良ければ喧嘩があってもそれで良いと思う、という言葉もあった。
対等でも良いし、奥さんが凄く稼いで旦那さんがヒモであったとしてもお互いに幸せであれば、それで良いという。
「それぞれの関係性において幸せだなと感じる家庭」であれば良い、と。

おせっかいおばさん的存在の大事さ

参加者の1人は、友達や共通の友人に相談することで夫婦の問題を解決できたことがあった。
お見合いがうまくいった例の一つで、仲人の人がいると何かあった時に本人たちだけの話に収まらず、誰かが介入して仲を取り持つチャンスが生まれる。
「第三者的に相談できる人がいるのは大事」

子どもが生まれると二人の関係性が変わる

子どもを育てる役割が生まれるので子育てという仕事の分担が二人の仕事に加わる。
参加者の1人は奥さんにしかできない授乳などがあるので、「産後のメンタルケアも夫として大事」だという。やはり女性はスタートラインが違う。
中には自分が妻のサポートをしたけれど空回りをしてしまったので、産後のケアはできる人と向いていない人がいるという言葉もあった。

そんなこんなで2時間の対話会は終わりました。
今回は結婚観・自立のありなしはどうか?喧嘩など夫婦トラブルの対処などが話にあがりました。
それぞれの立場から個性的な意見が聞けたように思います。


次回の開催は、8月20日(土)14時00分からの予定です。
(※7月の対話会は、20周年イベント準備のため中止します)
夫婦間でこんなことがあった。こんなときどうします?などざっくばらんにお話しできればと思います。ご参加お待ちしております。

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〒154-0003 東京都世田谷区野沢3-14-22

電話: 03-3418-9950

開園時間:10時00分 ~ 17時00分(2月~10月)
     10時00分 ~ 16時00分(11月〜1月)

休園日:木曜日・日曜日・お盆時期・年末年始