8月3日(土)、テットーおやじ部企画「子育てパパの対話会」を行いました。
今回は「親の責任ってなんだろう?」をテーマに、2名の男性参加者を迎えて、さまざまな対話が繰り広げられました。
対話の冒頭は、参加者の1人が産後ケアに関わってることから、妊娠や出産の話に。
男性は、妊娠や出産の際にパートナーに寄り添いながら生活しているが、
とはいえ、パートナーが感じる妊娠時のつらさや出産時の痛みを、男性自身が体感する術がないので、
パートナーの感情にどのように共感し、どのように寄り添うべきか、男性の視点と女性の視点を織り交ぜながら、
対話を広げていきました。
とある話の流れから「帝王切開ってなに?」という話に。
名前は知っているが、どのような出産方法なのか知らないという男性に、女性が丁寧に解説する場面もありました。
子育てをしている現役パパだからこそ、「子育てのことなら何でも知っている」と思いがちですが、
現役パパでも知らないことはある。
それは単に、「パパなら何でそんなことも知らないの?」という批判ではありません。
学校の先生でも知らないことがあるように、パパである前に、1人の男性であり人間であることを思い知らされました。
対話会において、毎回テーマはありますが、この日はテーマに沿った話にはなりませんでした。
そんなことも、この対話会ではしばしば。
テーマは対話のきっかけに過ぎず、参加者の関心や最近の悩み・課題から対話をはじめていくことも。
今回は、それを象徴するかのような時間でした。