7月30日(土)、子育て支援講座「さいえんすヨージとバイオ発光アクセサリーを作ろう!」を行いました。
テットーの夏の風物詩となっている、さいえんすヨージこと山田暢司さんのサイエンスワークショップ。今年も、先生オリジナルの本格的な実験をご用意いただきました。
まずは、「バイオプラスチック」を使ってアクセサリーを作ります。
バイオプラスチックは生分解プラスチックとも言われる、とうもろこしを原料とした今注目のエコ素材です。
バイオプラスチックに蛍光剤を入れたものを熱で融かして、各々好きな形の型に流し込みます。
固まったら、金具をつければ素敵な蛍光アクセサリーの出来上がり!
ヨージ先生の軽快なトークのギアがさらに上がってきたところで、今回のおまけ工作実験です。
アワビの貝殻に酸をつけて溶かしながらヤスリで磨いていきます。
酸を貝殻につけると、シュワシュワ~と泡が出て表面が溶けていきます。こうやって貝殻をピカピカにしていくのです。
でも、これが自然界で起きると大変です。
海が酸性化していくと、貝や珊瑚の殻が溶かされて生きていくのが難しくなっていってしまうのだそうです。
さて、ピカピカになった貝殻を小さく割って、こちらも素敵なストラップになりました。
小学校低学年の参加者が多かったけれど、みんな集中してよくがんばりました。
かわいいアクセサリーを手に、みんな大喜びでした。
ヨージ先生、今年もありがとうございました!
楽しい実験が、いつか理科への興味の入口になったり、環境問題を考えるきっかけになったりしたらいいなと思いました。