2月15日(水)は、午前臨時閉園とさせていただき、2022年度スタッフ研修を行いました。
年1回開催のスタッフ研修では、講師を招いてお話を聞いたり、お互いの思いをわかちあったりしながら、スタッフみんなの栄養補給のような場を目指しています。
ちなみに、ここでの「スタッフ」とは、お当番スタッフだけでなく、テットーひろばの運営を支える「ささえ手会員」も含まれます。
今年度は、「子育てパパの対話会」のファシリテーターとして馴染みのある中尾聡志さんをお招きし、「聴くスキル ~傾聴とは~」をテーマに研修を行いました。
聴く(Listen)―――。
私たちが生まれたときから、意識的にも無意識的にも取り組んでいる動作の1つですね。
テットーひろばでは、「子どもの話をきく」「ママの悩みをきく」など、誰かの話を聴くことが日常茶飯事です。
では、「聴く」ってどういうことか分かりますか?
聴くとは、「相手の心の旅に寄り添う」こと。
相手の気持ちを話す、その言語化された言葉や言葉を紡ぎ出す時間に寄り添うことが「聴く」ことだと、中尾さんはいいます。
聴くことを深めるワークを通して、インプットとアウトプットを交互にしながら学びにかえていきました。
参加したスタッフのみなさんからは、以下のようなふりかえりが共有されました。
●いつも、いかにも人の話を聴いていないかがよく分かった。
●普段、人の話を聴いていると、相手の言葉を自分のフィルターにかけて咀嚼し、自分の思いと噛み合わせているが、相手の言葉を反復してみるだけで違う体験ができた。
私たちが何気なくしている「聴く」ということを、改めて見直し、捉え直した時間だったと思います。
当日の講義については、グラフィックレコーディングを室内スペースに掲示していますので、興味ある方はぜひご覧ください!