放課後遊びに来たお兄ちゃん。
遊んでいたちびっこは、そのお兄ちゃんの後を行ったり来たり。
この二人、実は初対面。
いつもは一人でやらない滑り台も、お兄ちゃんの後についていってやってみたり。
お兄ちゃんはお兄ちゃんで、あまり彼のことを気にかけていないように見えますが、
あとをひょこひょこついてくるちっちゃい子に、まんざらでもなさそう。
ふと気が付くと、滑り台の上に。
お母さんも「一人で登ったの!?」と驚いていました。
彼はどこか誇らしげ。
小さい子の保護者「大きい子たちがいるとちょっと怖い…」
大きい子の保護者「小さい子たちにケガさせないかしら?」
そういう話しをよく聞きますが。
じゃあ、いつ関わるんでしょう。
いつ、この大きいお兄ちゃんたちにあこがれるのでしょう。
どうやって、小さい子の存在を認識するのでしょう。
自分以外にも、たくさん小さい子がいて、
でも、なんだかキラキラした目でおってくるぞ?
頼りにされてるぞ?
…かわいいね。
お兄ちゃんたち、すごい高くまで行くんだ。
楽しそう。
僕も、そうやって遊んでみたい。
そんなかかわりが、子どもたちをより豊かに、視野を広くする気がします。
赤ちゃんだって、ちびちゃんだって、お兄ちゃんたちだって。
この地域で育つ子どもなんですもんね。
何年かしたら、今の小さい子たちが、
【お兄ちゃんたちに優しくされた、お兄ちゃんたち】になっているんでしょう。
そして、小さい子たちを、自分たちもしてもらったように
かわいがっていくのだと思います。
そんな、地域で育つこどもたちが、ゆるやかにかかわりあい、
知っていくことができる場でありたいなあ、と
思いました。