先週の土曜日、裏庭にある水道の蛇口に珍しい幼虫を発見!
2つの触覚、トナカイの角のような形。
恐竜のウロコのような突起。
よくよく見ると、かわいらしい顔。
コレハ、イッタイ・・・
この子の正体は、「アカボシゴマダラチョウ」の幼虫でした。
日本の国蝶でもある「オオムラサキ」の近縁種「コムラサキ」の仲間(要は、オオムラサキの親戚ですね)で、主に朝鮮半島からベトナム北部にかけて分布しています。
それが野に放たれたのか、最近では関東地方でも見かけるようです。
(※参考文献)
幼虫時代はエノキの葉を主食としているようで、テットーひろばにもエノキはあります。
ここの葉を食べながら生きてたんですね。知らなかった…。
(エノキは一昨年の台風で倒れてしまいましたが、残った根から若木が伸びています)
* * *
最初、いえもんが手のひらに乗せながら観察していることに、ちょっと引き気味だった小学生。
でも、気がついたら自分の手や腕に乗せて遊ばせていました(笑)
この幼虫のかわいさに虜になったみたい。
そして、ほかの子たちも興味津々。
「見せて~」と集まってきました。
「特定外来生物」に指定されているので、捕獲したり飼育したりすると法律で罰せられるみたいです。
なので、最後はテットーにあるエノキに戻してあげました。
次は、成虫になった姿をどこかで見れるかな。