とある寒~い日。室内が15時で終わってしまうので、七輪を出して暖をとることに。
ちょうどこの日は、いつも遊びに来ているお母さんから、りんごの差し入れをいただいていたので、
遊びに来ていた子どもたちで食べていたのですが、
いえもんの思いつきで焼きりんごをしてみました。
網の上にりんごを乗せていたら、子どもたちが寄ってきて「何してるの~?」と。
七輪でりんごを焼いている様子に面白がって、ひとり1つ、りんごを乗せて焼いてみました。
「まだかな、まだかな」と何度もひっくり返しては、大事そうに焼いている子どもも。
火って「あつい」し、「こわい」。
でも、「あつい」ことも「こわい」ことも、経験しなきゃわからない。
とある子どもキャンプでは、大人から「火はあついから、必ず軍手してね」と指示されたけど、
子どもはその指示を無視して、火の中に手を入れてやけどをしてしまったことがありました。
その子曰く、「火が本当にあついのか確かめたかった」とのこと。
その子の家庭はオール電化のようで、火を間近で見たことがなかったようです。
こんな時代だからこそ、火の体験って大事ですよね。
「あつい」けど、「こわい」けど、ルールを守ったら「楽しく」なる。
火があれば、食べ物も焼けるし、暖もとれるし、まわりが明るくなるし、気持ちも明るくなる。
「そんな火って、偉大な存在だなぁ」と、七輪を囲みながらそんなことを思っていました。
そのうちに、りんごはこんがり焼けていました。おいしかった!
たまには、こんな時間も良いものです。またやりたいね。