とある春休み。いつも遊びに来る小学生が、今日もテットーへ。
「チョーク貸して!」と言ったっきり、裏庭にある「きのこハウス」(前の前のプレーリーダーがお父さんたちと一緒に作った遊び小屋)にこもって何かやっている。
そろそろ17時の閉園時間。
「時間だよー」と声をかけようとしたら…
何か小屋の様子が変わっている!
むしろ、きれいになっている!(笑)
チョークを片手に、壁から柱から梁から、1本1本に色を重ねて塗っていた!
かわいい。そして、なんだか小屋の中が明るくなってる!
「やってみたい!」から始まる遊びがカタチになった瞬間。
もうちょっとやりきりたい気持ちに包まれた、彼女たちの満足そうな表情。
「続きはいつできるかなー?」と話しながら帰っていく二人の後ろ姿。
そんな場面に立ち会えて、ちょっと嬉しくなりました。
今日完成しなくても「続きはこんど!」ができるのが、常設の遊び場のイイところですよね。
ローマだけでなく、遊びも、“一日にして成らず”です。